ART FOR THOUGHT オーロラウィーク2013
オーロラを見ていると音が聴こえるでしょうか?答えは無音です。逆に、全く何も聞こえてこないのに空がとてつもない光を発していて、何か本能的に、安全な部屋に戻って大人しくしていたいと思ってしまうような怖い感じがすることもあります。ただ、聴こえない超低周波音が地上に届くことがあるらしいです。また、音が聴こえる人が稀にいますが、科学的検証ができていない状況のようです。
さて、本来は無音のオーロラですが、音楽を合わせて上映すると、音楽によってオーロラの見え方が大きく変化します。オーロラが見えていることで音楽の聴こえ方が変わることもありますし、生演奏の場合にはオーロラを見ることで演奏者の気持ちが変わって音源も変化します。そもそも人によって違うオーロラの感じ方と、その意味をテーマに日替わりでライブしたら面白そうですね、ということで今年もART FOR THOUGHT オーロラウィークが始まりました。もともとは「オーロラは見上げるもの」というテーマで夜の時間に限定でギャラリーの天井をオーロラ空間にする週を設定したオーロラウィーク2012を受けての第2弾です。演奏だけでなく、歌声もあります。さらに詩の朗読も入れば、音と声とメッセージの階層的な実験ができそうです。場所は銀座のART FOR THOUGHT(artforthought.jp)、日時は5月13日の週、19時半ごろからの数時間です。
いつもは、カフェで休憩する感じで、とても気軽にアートに触れることができる静かなギャラリーなのですが、この週は高間さんがアフリカで撮影されてきた写真展の開催期間になっていまして、なんと地上はアフリカ、見上げればオーロラ、そこに様々な音楽の生演奏ということで、特に賑やかで面白いことになっていると思いますので、ぜひお立ち寄りください。イケメンのバーテンが期間限定のオーロラカクテルを用意しているそうです。また、席が限られていますので、ゆっくりテーブルで食事される方は早めに電話予約などで席を確保してからお越しください。出演アーティストとスケジュールは今のところ以下のような感じで調整中です。私の役割は、これまでに撮りだめたオーロラ映像を使ったオーロラ上映です。アーティストたちの好きな映像を流すようにします。最終夜では、放送作家の谷崎さんがDJ、そして私はVJとして、まとめトーク対決するかもしれません。
スケジュールと出演アーティスト一覧(ver 1.1 updated 5/14 19:00)
・第一夜:4月23日(月) 梅村仁ユニット(Gt:梅村仁 Gt:内田充 Vo:Fuzuki) ライブチャージ1500円+ワンオーダ 19:30スタート
・第二夜:5月13日(月) 梅村仁ユニット(Gt:梅村仁 Gt:内田充 Vo:Fuzuki) ライブチャージ1800円+ワンオーダ 19:30スタート
・第三夜:5月16日(木) at!(Pf:三上敦子 Sax:内藤知己) ライブチャージ1500円+ワンオーダ
・最終夜:5月18日(土) 極北チルアウト/トーク&ライブ P.R.E.M feat SONOKO (谷崎テトラ 岩崎園子) ライブチャージ1500円+ワンオーダ
上の写真は、第二夜に参加の花田さん撮影。取り外し可能な天井スクリーンは建築の学生さんたちの作品です。投影はアマテラス・メディア・プレイヤー2で音楽に合わせて映像を投入し、リアルタイムで座標変換しています。
期間限定オーロラカクテル「マイナス40度」と山岸キャスター。