3Dオーロラ上映のプレスリリースまとめ

2013年12月23日 22:06

3Dオーロラ上映がプレスリリースされ、とても反響が大きかったので、一度まとめておきます。

この写真は、こちらの新聞記事で使われた、当日の上映風景です。場所はシンラドーム、右下でマイクを持っているのが私です。12月21日(土)にオーロラ講演会があることは、こちらの新聞記事で2日前に紹介されていました。科学技術館によるプレスリリース本文はこちらです。J-WAVEでも取り上げられたとか(*未確認)

 

経緯を記録しておきます。12月21日(土)は、今年で4年目となる全国オーロラ講演会の一環として、また科学ライブショー「ユニバース」でクリスマス恒例のオーロラ特別番組として、最先端のオーロラ映像の上映と、最先端のオーロラ研究の話を、前から予定していました。ゲストは細川さん(電通大・准教授)なのでライブショーが面白いことは確実でした。これに合わせて最高の3Dオーロラ映像を投影できるよう、大量のドームマスターを座標変換するなど地道に準備を進めていたのですが、今回新たに出来上がった3Dオーロラが驚異の映像になっていると、シンラドームの現場で見て確信したのが12月14日(土)でした。これまでも数年間、3Dオーロラの試写は実験的にやってきましたが、今回の映像は従来のものと比べて、解像度が1.5倍ほど良くなり、立体感は数倍に、再生時間は桁違いに長くなりました。さらに、磁気嵐のシーンなので、写っているオーロラの色や種類の豊富さも、これまでとは桁違いで、まさに「完成版」となりました。科学ライブショー「ユニバース」の代表である亀谷さんが事態をすぐに把握し、公式のプレスリリースに踏み切ることになりました。今回は、かなり多くの関係者に無理を言って助けて頂きました。特にオリハルコンの上田さん、ありがとうございました。科学技術館のみなさま、極地研広報のみなさま、ありがとうございました。

 

さらに、これは別件ですが、篠原ともえさんと12月16日(月)にオーロラのミラクルについて対談させて頂けるという機会がたまたま重なり、シンラドームで特別に3Dオーロラ完成版の試写を見て頂くことになりました。下の写真は、そのときの篠原ともえさんツイートです。現場ではオーロラ映像かなり喜んで頂けました。

 

そんな急展開が続く中、3Dオーロラ完成版の公開当日の21日、直前の混乱を避けるため、という科学技術館のとっさの判断で整理券が配られました。(先着制と思ってシンラドームに並びに来たら既に整理券がなくなっていて、、と逆に困っていた方も多かったようでしたが、どうもそのようにする他なかった感じでした。)オーロラ講演会の本番は、無事に大盛況に終わりました。特別ゲストに八重樫さんも登場、ユニバース終了後は、メガスターで有名な大平さんが駆けつけ、3Dオーロラ完成版を見て楽しんで頂けました。たった一日の公開だったということで、今後の上映予定について、後日たくさんの問い合わせを受けることになりました。そして、この問い合わせのおかげで、多くの方々に3Dオーロラ完成版を見て頂けるように各方面で様々な動きが加速しつつあります。また報告します。3Dオーロラの今後の展開を、お楽しみに!