非ダンジェー磁気圏物理学研究会のお知らせ

2014年09月03日 09:57
***以下、研究会の案内文コピペです。***
 
国立極地研究所研究集会の開催(講演募集) 第2報
 
研究課題:非ダンジェー磁気圏物理学研究会―非ダンジェー対流とそのサブストームへの波及―
 
開催場所:国立極地研究所(C301室)
期日:9月18日(木)-19日(金)
時間:核は、第1日目14時~17時、2日目9時~12時で、都合によってこれを適当に延長した時間帯(1日目18時まで、2日目15時まで)
 
要旨:磁気圏ー電離圏結合対流は、極域とジオスペースの擾乱を研究する時の基本構造ですが、電離圏対流は散逸構造ですので、対流を維持するためには極域電離圏にFAC(沿磁力線電流またはIijima電流)とエネルギーを供給するダイナモが不可欠です。ジオスペース擾乱を、ダイナモの形成過程と、それを駆動するエネルギー変換から理解しようとするのが、非ダンジェー磁気圏物理学です。一つの例として、ダンジェー対流には圧力分布が描かれていませんが、非ダンジェー対流では圧力分布が無いとダイナモが形成されず、対流が駆動されません。サブストーム研究では、圧力が描かれていないダンジェー対流を出発点とすると、テイルフローとCW(カレントウェッジ)に行き着き、不安定の研究に陥ってしまうようですが、最近の非ダンジェー対流を出発点とするサブストーム研究では、サブストームは対流の発展と変動として理解されることが示され、サブストームに関連した重要問題(thinningの機構、quiet arcの成因、オンセットFACの起源、BBFの励起源、WTSの成因、Pi2の励起源、positive bayの原因、過遮蔽の機構、double ovalの成因、サブストームと環電流との関連など)の多くが解決出来そうな予感が広がっています。本研究集会では、太陽風ー磁気圏ー電離圏相互作用の全般、極域とジオスペースの観測、サブストームメカニズム、サブストームの観測、FACの生成機構などを、対流との関連を中心に討論したいと思います。またこの研究会では、11月に開催されるICS(国際サブストーム会議)-12に向けての、予備討論も予定しています。既存の研究テーマに飽き足らないとお考えの大学院生の皆様、ぜひ参加してみて下さい。
 
連絡先:田中高史(九州大学名誉教授) tatanaka@serc.kyushu-u.ac.jp
     片岡龍峰(国立極地研究所) kataoka.ryuho@nipr.ac.jp
 
講演申し込み締め切り: 9月8日(月)正午
 
講演申し込みは、以下の様式にご記入の上、電子メールで
tatanaka@serc.kyushu-u.ac.jp および kataoka.ryuho@nipr.ac.jp
までお送り下さい。
 
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国立極地研究所研究集会(非ダンジェー磁気圏物理学研究会)
講演(参加)申し込み
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(旅費は若干名分用意してありますが、ご希望に添えない場合はご容赦下さい。)